ヤマハ テネレのCANバス電気システムの柔軟性とインテリジェンスを活用し、新しく改良されたDENALI CANsmart™コントローラーGEN IIでアクセサリーの取り付けを格段に簡単にしましょう。

DENALI CANsmart™コントローラーはプラグアンドプレイの取り付けと最大4つのアクセサリーの統合制御を提供し、テネレのハンドコントロールやCANsmart™アクセサリーマネージャーソフトウェアから操作可能な数十のカスタマイズ設定を可能にします。

CANsmartの4つの回路は事前にプログラムされており、2セットのDENALI 2.0ライト、SoundBombホーン、B6補助ブレーキライトを独立して接続・制御できます。

Gen II - より多くの機能、より強力、より多用途

Gen I CANsmartとは異なり、Gen IIの4つの回路すべてが連続10アンペアのフルパワーを提供でき、各回路は任意のアクセサリータイプを動作させるように設定可能です。ユニット全体の最大電力消費は連続30アンペアのままです。Gen IIはまた、2つの新しい補助ライト設定を備えています。補助ライトを調光して視認性を高めることができます。

特徴

• ハイ/ロー同期 - 工場出荷時のハイビームスイッチでプログラム可能なハイ/ロー設定間で補助ライトを切り替えます。
• ON/OFFおよび調光 - 元の車両スイッチからプライマリライトセットのON/OFF切り替えと明るさ調整が可能です。
• ライトの調光 - 補助ライトを調光して他のドライバーへの視認性を高めます。
• フラッシュ・トゥ・パス - 注意を引きたいときはハイビームスイッチを3回パルスさせると補助ライトが3回高速でストロボします。
• プラグ＆プレイホーン取り付け - 追加のハーネスやリレーを追加せずに、SoundBomb™などの高出力アフターマーケットホーンを迅速かつ簡単に接続できます。
• ホーン連動ストロボ - この機能を選択すると、ホーンを鳴らすと自動的に補助ライトがストロボします。工場出荷時のホーンまたはSoundBomb™ホーンのいずれでも動作します。
• 減速時作動「スマートブレーキ」技術 - CANsmart™はリアルタイムで車速を読み取り、ブレーキに触れる前に減速時に補助ブレーキライトを作動させます。感度とスマートブレーキ機能が作動する最低速度を調整可能です。
• フラッシュパターンブレーキング - CANsmart™は4つの異なるフラッシュパターンを提供し、超明るい補助ブレーキライトを後続車により目立たせます。補助ブレーキライトは強いブレーキ時のみ点滅、ブレーキ適用中は連続点滅、または4回高速点滅後に点灯（カリフォルニア州法定点滅速度）に設定可能です。
• 回路機能セレクター - CANsmartソフトウェアの回路機能セレクターで、4つの回路のいずれかに任意のアクセサリーを割り当てられます。回路アイコンをクリックしてドロップダウンメニューを開き、利用可能な回路機能リストから選択してください。
• スイッチドパワーソース - CANsmart™はユニバーサルな「アクセサリー」オプションを提供し、クリーンなスイッチド12V電源を供給します。つまり、この回路に接続したアクセサリーはイグニッションと連動してオン/オフします。
• 遅延タイムアウト - この回路のアクセサリーは遅延タイムアウト設定が可能で、バイクの電源を切った後最大30秒間電源を保持します。
• オンボード電源 - 「アクセサリー」回路オプションはGPS、携帯電話、ヒートギア、その他電子機器の電源供給に最適です。
  
  

同梱物

• CANsmart™コントローラー
• 4ウェイハイビームハーネス（カラTFTディスプレイモデル用）
• 6ウェイハイビームハーネス（LCDディスプレイモデル用）
• Euro5パススルーハーネス（2022年以降Euro5モデル用）
• Euro4パススルーハーネス（2019年～2022年Euro4モデル用）
• (x2) 5.5フィート延長スプリッター
• 5フィートSoundBombホーン延長ケーブル
• B6ブレーキライト配線アダプター
• 結束バンド
• 粘着式フック＆ループファスナー
• マイクロUSBプログラミングケーブル

ソフトウェア

WindowsまたはMac用CANsmartアクセサリーマネージャーソフトウェアのダウンロードはこちら をクリックしてください。

適合車種

• ヤマハ テネレ 700 (2019 - 2022)
• ヤマハ テネレ 700 ラリーエディション (2020 - 2022)
• ヤマハ テネレ 700 ワールドレイド (2022 - 2023)
• ヤマハ テネレ 700 (2023)
• ヤマハ テネレ 700 ラリーエディション (2023)
• ヤマハ テネレ 700 エクストリームエディション (2023)
• ヤマハ テネレ 700 エクスプロアエディション (2023)

テネレCANsmartはLCDまたはTFTダッシュボードを搭載したT7の両世代をサポートします。LCDダッシュボードの初期モデルはダッシュの下部セットボタンと右手コントロールのセレクトボタンを利用します。新しいTFTダッシュボードモデルはABS ONボタンでライトを操作します。

拡張

2台のCANsmart™コントローラーやEURO 5ポートアクセスが必要な他のアクセサリーを統合したい場合は、EURO 5パススルーアダプターが役立ちます。

取扱説明書ダウンロード

• PDF取扱説明書（英語）

テネレ700の制限事項

• 補助ライトの2段階調光およびON/OFF機能はバイクの純正コントロールからは利用できません（すべての調光およびライト設定はCANsmartアクセサリーマネージャーソフトウェアで設定する必要があります）
• 昼夜の明るさ調整は利用できません
• ウインカー回路機能は利用できません
• ウインカーで補助ライトをキャンセルする機能は利用できません
• ウインカーとして補助ライトを点滅させる機能は利用できません
• 純正ヒーテッドグリップボタンによるヒートギア制御は利用できません

走行中に補助ライトの調光が重要な場合は、 DialDimライティングコントローラーの使用をお勧めします。これにより、2セットまでの補助ライトの走行中調光と制御が可能です。両製品はテネレに同時に取り付け可能で、論理的なセットアップとしてはDialDimで2セットの補助ライトを制御し、ホーン、ブレーキライト、DRL、その他のアクセサリーはCANsmartから電源供給する方法があります。

他の車種向けのCANsmart™コントローラーを見るには、こちら